軽自動車の廃車費用の相場※お金がもらえてしまう方法とは?

軽自動車 廃車 相場

軽自動車の車種や車の状態で廃車費用の相場は変動します。

また、軽自動車を解体するのに費用が発生しますが、パーツや鉄スクラップなどの買取金額が発生するため、廃車費用の全体的な相場は、支出よりも収入となるケースが多いです。

つまり、軽自動車を廃車した場合は、お金が出ていくだけで終わる事はありません。
※むしろ、手元にお金が残ることが多い

軽自動車の廃車費用の相場は、概ね以下のとおりです。

軽自動車の廃車費用の相場

廃車費用の項目 相場 備考
リサイクル料金 8,000円~10,000円
  • 軽自動車を購入した際に支払い済み
解体費用 10,000円~50,000円 ※収入になる可能性あり
  • 買取業者に頼めば収入となる場合がほとんど
解体返納費用 3,000円~10,000円
  • 自分で行う場合は用紙代のみかかる
陸送費用 10,000円
  • レッカー距離によって費用が上下します
  • 持ち込む場合は無料です

4つの費用で廃車費用の相場が決まる

廃車費用の相場を理解する上で必要な費用が4つあります。

相場が決まる4つの費用

  1. リサイクル料金
  2. 解体費用
  3. 解体返納費用(永久抹消登録の費用)
  4. 陸送(レッカー)費用

廃車費用1:リサイクル料金

軽自動車 廃車 相場

リサイクル料金とは、車の各部品(フロン類やシュレッダーダスト)のリサイクル処理をするための費用です。

金額は車種によって異なりますが、新車であれ中古車であれ、購入時に既に支払い済みです。

リサイクル料金がいくらか知りたい方は、愛車の「リサイクル券」を見れば分かりますので、確認してみて下さい。

参考記事自動車リサイクル料金の支払いについて

廃車費用2:解体費用

軽自動車 廃車 相場

軽自動車の解体費用は、エンジンやガソリンタンクなどの様々なパーツを車体から解体するための費用です。

ほとんどの場合は、軽自動車の廃車を依頼した業者に解体費用が請求される事はありません。

なぜなら、切り離したパーツは中古品として販売される場合もあるし、軽自動車の骨格部分は鉄スクラップとして販売されるからです。

ちなみに、車の車重の半分ぐらいは鉄が使われているから、鉄スクラップの価格は意外にも高値が付きます。

  • 軽自動車の車重はおおよそ800kg前後なので、1台あたりの鉄量は約400kgです。
  • 2018年9月時点の鉄スクラップ価格は「34,100円/t」です。

参考文献自動車を構成する3大材料とボディ(JAMA -JAMAGAZINE-一般社団法人 日本自動車工業会)
参考文献平成30年 国内の動向-マーケット情報|一般社団法人日本鉄リサイクル工業会ホームページ

そのため、廃車買取業者の中には、車を引き渡してくれた人に相応の金額を払う業者もいます。

もし、故障者や修理歴のある車などを査定してもらって、買取金額が0円だとしても、廃車買取業者に持っていけば、値段が付く場合があります。

また、解体されたパーツの買取金額については、鉄スクラップの価格相場によって決まります。

鉄スクラップの価格相場の推移

鉄スクラップの価格の推移表をまとめてみました。
※平成30年1月~9月までのデータになります。

日刊市况通信社資料より(単位:円/トン)
月 日 北海道 東北 関東 中部 関西 中四国 九州 関東・中部・関西
三地区平均
平成30年
9月
32,500

33,500
33,000

34,000
36,500

37,500
36,500

37,500
36,000

37,500
38,500
中心
38,500
中心
36,300

37,500

8月

32,500

33,500
34,000

35,000
36,500

37,500
35,500

36,500
34,000

35,500
35,500
中心
36,500
中心
35,700

36,800
7月 31,500

33,000
32,000

33,000
34,000

34,500
34,500

35,000
33,500

34,500
33,000
中心
33,500
中心
34,000

34,700
6月 31,000

32,000
32,000

33,000
33,500

34,500
34,500

35,000
33,500

34,500
31,500
中心
32,000
中心
33,800

34,700
5月 31,000

32,000
34,000

35,000
34,500

36,000
34,500

35,500
33,000

34,500
31,500
中心
32,000
中心
34,000

35,300
4月 29,000

30,000
31,000

32,000
32,000

32,500
33,500

34,000
33,500

34,000
31,500
中心
32,000
中心
33,000

33,500
3月 30,000
中心
35,500

36,500
36,500

37,500
36,500

37,500
35,500

36,500
35,000
中心
35,000
中心
36,200

37,200
2月 30,000
中心
34,000

34,500
35,000

35,500
36,000

36,500
35,000

35,500
35,000
中心
35,000
中心
35,300

35,800
1月 30,500

31,500
35,000

36,000
35,500

36,500
37,000

38,000
35,500

37,000
36,500
中心
36,500
中心
36,000

37,200

軽自動車 廃車 相場

鉄スクラップ価格動向について昭和25年から平成25年までのデータを見ると、平成20年7月に史上最高値を記録しています。

史上最高値を記録した理由は、中国の影響によるものです。

平成20年8月前後は、北京オリンピックに向けて建設ラッシュの影響を受けて、鉄スクラップの価格が60,000円台になったのです。

その後、平成27年~28年にかけて1万円台と低迷していましたが、平成30年現在は3万円台まで戻ってきています。

また、過去5年間の鉄スクラップの価格の推移を見る限り、1年を通して価格の高い時期、安い時期は無いようです。

鉄スクラップの価格は海外の需要に大きな影響を受けますが、現在の状況を見ると、廃車する側にとっては利益が出やすい状況です。

廃車費用3:解体返納費用

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軽自動車を廃車にする場合は、車自体を解体した後に【解体返納】を行わなければなりません。

※普通自動車の場合は【永久抹消登録手続き】を行います。

※永久抹消登録手続きを行うと、自動車重量税や自動車税の還付を受けられます。

※軽自動車は還付制度がないため、注意しましょう。

 
解体返納の手続きは自分で行う事も可能です。
(手続きにかかる費用は、基本的に用紙代だけです)

もし、業者に解体返納の手続きを依頼する場合は、代行費用がかかります。

解体返納手続きにかかる用紙代

  • 【申請書(OCRシート)】:100円未満
  • 【印鑑証明書】:200円~400円※軽自動車は認印でOKなので不要です
  • 【住民票】:300円※車検証の住所と現住所が異なる場合に必要です

解体返納の手続きを業者に代行してもらう場合は、業者によって必要な物が異なるため注意が必要です。

軽自動車の廃車の方法をもっと詳しく見る

廃車費用4:陸送(レッカー)費用

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動けない軽自動車は、解体工場まで陸送(レッカー)する必要があります。

陸送費用(レッカー費用)は、距離と車種によって異なります。

車が走行可能な場合は、解体工場へ持ち込めば無料です。

また、廃車買取業者によっては『レッカー費用が無料』になる場合もあります。

廃車なのにお金がもらえてしまうケース

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廃車してもお金がもらえてしまうケースの方が圧倒的に多いです。

とはいえ、大前提として廃車そのものを買取業者に依頼する必要があります。

また、買取業者の中には「廃車手続きだけ」を専門にする解体業者やスクラップ業者もいます。

そのような業者は、廃車時にお金が発生したとしても、お金を渡してはくれません。

なぜなら、「廃車にしてもお金が発生することはない」という常識を逆手に取っているからです。

つまり、軽自動車を廃車にする際に「お金(収入)が欲しい」場合は、必ず買取業者へ依頼してください。

ケース1:税金の還付金・リサイクル料

軽自動車 廃車 相場

税金の還付金や自賠責保険、リサイクル料金の払戻金が発生します。

つまり、廃車であっても基本的に収入が発生するというわけです。

ただし、税金の還付金や自賠責保険の返戻金は、車検の有効期間と自賠責保険の契約期間が残っている場合のみです。

また、軽自動車の廃車買取業者の中には、税金の還付金などが発生するのに、返金してくれない場合があります。

買取業者といえども、軽自動車の廃車には費用がかかりますからね。

タダで引き取ってくれるだけでありがたいとは思いますが・・・。

とはいえ、廃車費用を差し引いたとしても、税金の還付金やリサイクル料が返ってくる場合が多いです。

だから、買取業者を選ぶ時は、任せても安心できる大手の買取業者を選ぶのが良いでしょう。

ケース2:車体金額

軽自動車 廃車 相場

廃車寸前の軽自動車でも、【車体そのもの】はまだまだ価値があります!

廃車と言ってもエンジンだけ破棄されて、それ以外のパーツは、既存の車の修理部品になる事が多いです。
軽自動車の廃車のタイミングについて詳しく見る

つまり、走行距離が多い軽自動車でも、事故でボロボロの軽自動車でも、車体そのものには金額がつきます。

実際に買取業者さんに聞いた話では、廃車寸前の車の買取は日常茶飯事なんだとか。

だから、あなたの軽自動車が廃車寸前の代物だとしても、買取業者さんに下手にへりくだる必要はありません。

自分の車には、まだまだ価値があるんだという気持ちでいてくださいね。

最も優良な買取業者さんは、あなたの気持ちを汲み取ってくれるため、査定額も高額になる場合が多いです。
優良な買取業者さんについて詳しく見る

廃車手続きの流れ

軽自動車 廃車 相場

軽自動車の廃車手続きの流れ

  1. 解体業者またはスクラップ業者に車の解体を依頼
  2. 解体業者またはスクラップ業者が軽自動車を解体・処分
  3. 軽自動車検査協会で抹消手続きを行う

軽自動車の廃車を行う場合、まずは解体業者やスクラップ業者を見つける事から始まります。

最近は解体業者やスクラップ業者はネット経由で見つけられます。

そして、軽自動車を解体してもらったら、次は軽自動車検査協会で「抹消手続き」を行いましょう。

軽自動車の廃車手続きの詳しい流れについては、下記のページに詳しくまとめてありますので、一度覗いてみて下さい。

軽自動車の廃車手順

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