今までスマホを使う必要がなかったけど、必要に迫られてスマホ購入を考えている人が増えています。
- 親もそろそろ50~60代だし、そろそろスマホを持たせてちゃんと連絡が取れるようにしたい。
- そろそろガラケーのサービスも終わるからスマホにしないといけない(でもどれがいいかわからない)
- スマホは難しそう…機械音痴だし、誰でもカンタンに使えるスマホがいい
という方も多いのではないかなと思います(笑)
スマホ自体、今後の世の中の流れを考えると必需品であることは間違いないです。
ただ、だからといって無闇やたらに高価な機種を買えばいいというわけでもないし、かといって「カンタンスマホ」みたいな超初心者向けスマホが初心者にとって使いやすいかと言うとそうでもありません。
これからどんなスマホがおすすめなのかを説明していきますが、最初にザックリ答えを言ってしまうと・・・
スマホ初心者で特にこだわりがないのであれば、王道の「iPhone」がおすすめです。
↓こういうスマホね!↓
iPhoneが初心者さんにおすすめな理由はこれから話していきますが、とにかくiPhoneであれば「ドコモ」「au」「ソフトバンク」のどこでも取り扱いがあるので、今使ってるスマホ会社で買えない、ということがまずないです。
それにiPhoneならモデルチェンジも遅く、3~4年位使いつづけられるので長く使えます。
スマホは大きく2種類「Android」と「iPhone」
画面がついていて、指で操作する「スマートフォン(スマホ)」はたくさん種類があるように見えますが、大きく2種類に分けられます。
- iPhone(アイフォン)
→Appleが提供するスマホで「iPhone◯」という名前 - Android(アンドロイド)
→Googleのシステムを使ったスマホ、iPhone以外のスマホ全部
AndroidとiPhoneの違いは「OS」というスマホを動かすシステムの種類です。
世の中にはAQUOS、Galaxy、Xperia、iPhoneなど色んな種類のスマホがあるのですが、基本的に「iPhone」とつくものが全て「iPhone」で、それ以外の名前のスマホは全て「Android」です。
「iPhone」は日本人の3人に1人が使っている王道スマホ
iPhoneは日本人の約2~3人に1人が使っている超メジャーなスマホです。
iPhoneは老若男女問わず、いろんな年代の人が使っていて、使いやすさや安全性が高いことは利用者のシェアが多いことからもわかります。
iPhoneは「Apple社」だけが作っているスマホなのですが、Androidスマホはシャープ・ソニーなど様々な会社が作っているため、メーカーごとに利用率を見るとやっぱり圧倒的にiPhoneが強いことがわかります。
Apple社のつくるiPhoneは特に、機械が苦手な女性や子供・シニアの方にもよく利用されているため、カンタンで使いやすいスマホと言えます。
iPhoneがAndroidより優れている点
ぼくもiPhoneユーザーなのですが、使っていて感じるiPhoneがAndroidより優れている点は以下の7点です。
- スマホの操作が直感的でシンプル
- なくしてもパソコンから無料で位置がわかる
- モデルの入れ替えが遅く、長く使える(4年は余裕)
- データのバックアップ・移動が最もカンタン
- スマホウイルスへのセキュリティが高い
- カメラ・動画の画質が良い
- ドコモ・au・ソフトバンクのどこでも買える
iPhoeの良さをザックリまとめてしまうと、
カンタン・安全・どこでも買える
ですね。
AndroidスマホもiPhoneより優秀な機種はあるのですが、契約できる会社(キャリア)が限られていたり、メーカーや機種によってデータのバックアップがしにくかったりと細かい違いがあります。
それ以上に、Androidスマホはメーカーや種類がiPhoneより多いので、使い勝手や操作については実際にそのスマホを使っている人じゃないとわからないことも多い、という欠点があります。
iPhoneの欠点は「Android」スマホに戻りにくくなること
スマホ初心者さんからみたiPhoneの欠点としては、「Android」スマホに変えにくくなることです。
いまそもそもスマホを使っていないので、何だそんなことかと思うかもしれないのですが・・・
iPhoneとAndroidではOSというシステム自体が違うので、今後Androidにすると行った場合に、これまでiPhoneで貯めてきたアプリのデータなどが引き継ぎできないことがあります。
なのでもし家族が全員Androidスマホを使っていてiPhoneについて分かる人が全くいない、という状況なら家族がよく使っているAndroidを使ってもらうほうが家族のサポートはしやすくなります。
Androidスマホでも初心者向けで人気の機種はいくつかあるので後で紹介しますね。
初心者向けスマホに必要な条件3つ
ぼくが考える「初心者向け」スマホに必要な条件は以下の3つです。
- 操作がカンタン(もしくは人に教えてもらいやすい)
- 壊れにくい・長持ちする・修理しやすい
- なくしたときにすぐ見つけられる
操作がカンタン→使っている人が多い
スマホ初心者さんで最も大切な機能は「操作がカンタン」なことです。
操作のシンプルさは個人的に「iPhone」が一番だと思います。
Androidスマホでも「AQUOS sense3」などはスマホ初心者さんにも人気な小型Androidスマホなので使いやすい機種です。
壊れにくい・長持ちする・修理しやすい
スマホが壊れにくい、スマホのモデルの入れ替えが遅い(ロングセラーである)というポイントもスマホ初心者さんには重要です。
というのも、スマホのモデルチェンジはiPhoneで年1回・Androidスマホで年2回なんですが、せっかく買ったスマホが翌年に終売になってしまうと修理もしにくくなってしまいますよね。
iPhoneシリーズの場合、たいてい一度新しいモデルが出ると、約4年は発売し続けます。iPhone SEやiPhone11シリーズなど最近出た機種を買っておけばまず間違いないです。
またAndroidスマホはiPhoneよりモデル入れ替えが早いので、1年前に発売されたけど未だ売れ行き好調な機種を買っておくほうが無難です
なくしたときにすぐ見つけられる
スマホ初心者さんはスマホを持つこと自体に慣れていないので、スマホをなくすことがよくあります。
そのときに「どこにスマホを置いたのか」がすぐわかるほうが便利です。
そういう意味で、iPhoneには「iPhone探す」という無料の機能がついているのでめちゃくちゃ便利です。
またiPhone同士で「友達探す」設定をしておけば、どこにいるのかスマホで追跡できますし、iPhoneを使う人の了承を得ていれば家族がパソコンからなくした親のスマホの場所を地図で確認することもできます。
Androidスマホにもスマホの位置情報検索機能がついているものがありますが、主にドコモ・au・ソフトバンクなどスマホキャリア側の有料サービスだったりするので、加入していないと使えなかったりします。
あと位置情報取得に相手(スマホを持っている人)の承諾が毎度必要なこともあるので、置き忘れたときのリサーチにはあまり向いていないカモです。
スマホ初心者におすすめの機種-TOP3
ぼくがおすすめする「スマホ初心者さんにおすすめの機種」を、iPhone・Android含めてTOP5まで選びました。
選んだ基準は以下の通り。
選んだ基準
- 使い勝手や初心者に優しい機能の充実
- 長く使える機種であること
- 価格が高すぎず購入しやすいこと
スマホ初心者向け「iPhone」3選
多くのスマホ初心者が使っている「iPhoneシリーズ」の中でも、スマホ初心者さんが使いやすいモデル&データ容量TOP3を選びました。
iPhone SE(第二世代)/64GBモデル
2020年4月に発売された最新のiPhoneです。
最新といっても、形は2017年に発売された「iPhone 8」の形で、中身は2019年の最新iPhone「iPhone 11」という特別版モデルです。
- 買いやすい価格
- 最新のバージョン(OS)に対応
- 小型で使いやすいサイズ
など安くて小型で新しい中身のスペシャル版iPhoneなので、初心者さんにも使いやすいモデルになっています。
iPhone SEには64GB・128GB・256GBの3種類のデータ容量があり、途中でデータ保存容量を増やすことはできないので買う時点で決める必要あります。
今回おすすめした64GBモデルは、
- お孫さんやちょっとでかけたときに写真を取る程度
- 動画はあまり撮らないと思う
- あまり頻繁にスマホは使わなそう
という方には十分なデータ保存容量で最も安く使えるので良いかなと思います。
発売は、ドコモ・au・ソフトバンクのどこでも取り扱いがありますので、契約している会社(キャリア)があればそちらから注文できます。
[template id=”833″]
iPhone SE(第二世代)/128GBモデル
ランキング1位の「iPhone SE(第二世代)」のデータ量が増えたバージョンです。
使い勝手や操作感、カメラの機能は1位の「iPhone SE(第二世代)64GBモデル」と同じですが、保存できるデータ容量が増えたモデルです。
- お出かけして写真をたくさん撮りたい
- 動画や動く写真(Live写真)を楽しみたい
- 比較的スマホを使うことが増えそう
という方には128GBくらいのデータ量があると安心できます。
こちらのiPhone SE(第二世代)128GBモデルも、ドコモ・au・ソフトバンクでそれぞれ取り扱いがあります。
今使っている会社・または契約を考えているところのショップから購入してみてください。
[template id=”833″]
iPhone 11 /64GBモデル
こちらは2019年に発売された高性能iPhoneの一般向けモデルです。
広角撮影や夜景撮影など、iPhone SEがちょっと苦手なシーンの撮影も得意なiPhoneです。
- 寝室で子供の寝顔を撮影したい
- 旅行に行って広い風景を撮影したい
- 自分に合ったカラフルなスマホがほしい
という方にはiPhone 11はおすすめ。
iPhone SEに比べると機種代が高いので、月々のスマホ代も高くなりますが、その分満足できる機能が詰まっています。
上記3モデル以外にも発売されているiPhoneはありますが、スマホの機種代のコスパ(安さ)と機能のバランスを考えるとこの3つ以外はスマホ初心者さん向けではないので割愛しました。
どんな種類があるのかは、ドコモオンライショップなど各スマホ会社のネットショップでも確認できるので見てみてくださいね。
[template id=”833″]
スマホ初心者向け「Android」3選
家族がiPhoneを使っていなくて、Androidスマホのほうが周りのサポートを受けられそう。
という方向けに、スマホ初心者さん向けのAndroidスマホを5つ選びました。
選定基準は以下の通り。
選んだ基準
- Androidスマホの中では長く発売され人気がある
- 使い勝手や初心者に優しい機能の充実
- 価格が高すぎず購入しやすいこと
AQUOS sense3/シャープ製
AQUOS sense3シリーズはAndroidスマホの中でも、スマホ初心者に特に人気のAndroidスマホです。
iPhoneに比べると動作やカメラ性能は劣りますが、軽くて小型で使い勝手がよく、電池持ちが長いのもスマホ初心者には嬉しいポイントです。
- 携帯の充電は3日に1回くらいだった
- 主に電話にしか使わなそう
- できるだけスマホ代を安く抑えたい
こういう方にはAQUOS sense3はピッタリのスマホです。
AQUOS sense3シリーズには、「AQUOS sense3(ドコモ・au版)」、「AQUOS sense3 basic(au版)」、「AQUOS sense3 lite(楽天モバイル版)」といくつか種類があり紛らわしいのですが、どれもほとんど性能は一緒です。
ただしAQUOS sense3 plus(機種代5万円くらい)のスマホは高性能タイプなので別機種と考えたほうが良さそうです。
ソフトバンク以外のスマホ会社で、楽天モバイル(UN-LIMITやってる方)で取り扱いがあります。
[template id=”833″]
Galaxy A41/SAMSUNG(サムスン)
こちらはSAMSUNG(サムスン電子)という韓国メーカーの人気機種Galaxyのスマホ初心者向け最新モデルです。
SAMSUNGはスマホメーカーとしては日本でも有名なメーカーで、安価で高性能なスマホが多くリリースしています。
その中で、今回のGalaxy A41は価格を抑えつつもカメラ性能などは中級向けに近くなっており、よりiPhoneの性能に近づいています。
- なるべく安いスマホがいい
- カメラ性能などはそこそこほしい
- 画面が大きめで見やすいほうがいい
スマホのサイズとしては小型ではなく中型サイズですが、その分文字などは見やすく操作もしやすいスマホです。
Softbank・楽天モバイルには取り扱いがなく、ドコモ・auのみで購入できます。
[template id=”833″]
Xperia 10II(テンマークツー) /SONY(ソニー)
Xperia 10II(エクスペリア テンマークツー)はソニーモバイルが発売する日本産のAndroidスマホです。
Xperiaシリーズは横幅が狭くて縦長形状(21:9画面)になっているので、ガラケーからスマホに機種変更する際にも馴染みやすいかなと思います。
- スマホの横幅がスリムな方が良い
- なるべく最近発売された機種が良い
- 安くて高性能すぎないスマホが良い
エクスペリアシリーズの中でも特にXperia 10シリーズはスマホ入門・初心者さん向けに作られた機種なので、価格も抑えられて使いやすい機種です。
Xperiaシリーズ自体は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのどこでも取り扱いがあるのですが、2020年6月に発売された最新のXperia 10IIは「ドコモ」・「au」のみでの販売です。
日本産のスマホのほうが安心!という方は、スマホ候補に入れてみてくださいね。