AQUOS senes 3 plusを一言でいうと、比較的安くて軽い、RAM 6GB&音質・画質はイイカンジなので、もはやこれは
- FGO
- プリコネR
のようなスマホRPG・ソシャゲを意識したスマホじゃないかと思います。
最近のスマホRPG系はRAM6GBくらいないとスムーズに動かなかったりするのですが、RAM6GBのスマホはハイエンド機種がほとんど。
5万以下のミドルレンジ機種でRAM6GBを積んでるスマホといえば、2020年現在ではアクオスセンス3プラスを含めたこの2択でしょう。
- AQUOS senes 3 plus
- OPPO reno A
CPUのスペック的にはAQUOS sense 3 plus(アクオスセンス3プラス)よりOPPO renoA(3.7万円)のほうが上ですが、OPPOはそもそもdocomo・au・softbankで取り扱いしてないのでこちらの3社で使いたいならAmazonかどっかで一括購入しないといけないと。(あとSIMフリー版だからそこも)
AQUOS senes 3 plusは、大手キャリアではau、softbankの2社の他、楽天モバイルでも取り扱ってます。
au・softbankなら機種代分割で支払いでAQUOS sense 3 plusが使えるので、そこはメリットかなと思います。
この記事ではAQUOS senes 3 plusが誰向けに作られたスマホなのか?を意識しながら、ぼくなりの意見をまとめてみました。
AQUOS senes 3 plusは「音・映像」がきれいなゲーム向け
AQUOS senes 3 plusの強みって、端的にこの3点です。
- 没入感のある音源聞ける「Dolby Atmos」
- 画像キレイ過ぎて世界に溶け込める「IGZO画面」
- 「RAMが6GB」でゲームのバージョンUPに対応
この世界観が大容量バッテリー・軽量ボディ(175g)で長時間遊べる上に、スマホ機種代5万円で買えるというのがAQUOS sense3 plusです。
AQUOS senes 3 plusってAQUOS sense 3のサイズでかいバージョンなのかな?とぼくも思ったのですが、実際調べていくと中身は全然違います。
AQUOS sense 3と迷ったと思うのですが、AQUOS senes 3 plusは以下の点が違うので、購入前にチェックしておいたほうが良いです。
AQUOS senes 3 とAQUOS senes 3 plusの違い
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sense 3 plus | sense 3 | ||
---|---|---|---|
動作 | CPU | Snapdragon636 | Snapdragon630 |
RAM | 6GB | 4GB | |
音質 | ハイレゾ対応 | ○ | ○ |
Dolby Atoms対応 | ○ | × | |
画質 | IGZOディスプレイ | ○ | ○ |
カメラ | 標準レンズ | ○ F1.8/76°/27mm相当 |
○ F2.0/83°/24mm相当 |
広角レンズ | ○ F2.4/123°/16mm相当 |
○ F2.4/121°/18mm相当 |
スペック比較すると、結構違うんですよね(笑)
特に音声は3Dサウンドで聞こえるDolby(AQUOS zeroにも搭載されてたやつ)がついています。
専門的なことはSHARPの公式サイトに書いてあるので気になる人は後でみてほしいのですが、Dolby Atmosは
- スピーカーが大きい(1.6倍)
- 左右の音がぶつかり合わない(音の独立)
- 結果的に音が立体的に聞こえる(3D)
と今まで聞こえなかった「音」が背後から3Dで聞こえるというやつです。
・・・そう、AQUOS senes 3 plusはドンズバなゲームやってる人にはめちゃくちゃ魅力的なスマホという(笑)
Dolby Atomsに対応した映画なんかはすでにU-NEXTで配信されてますが、スマホのプラグシップ機(8~10万台)にも標準搭載され始めています。
すでに10万前後のハイエンド機でゲームしてる人が体験してる世界が、5万円のAQUOS senes 3 plus5万で楽しめるのだからすごい話です。
メモ
ちなみにAQUOS senes 3 plusのライバル機(?)OPPO reno Aの仕様書にはDolby Atmosの文字は明記されてませんでしたが、OPPOの公式HPにはDolby Atomsのことが書いてありましたのでそのうちつけそうですね・・・。
Dolby Atomsついてて、「RAM 6GB」搭載、そして5万で買えるスマホ「AQUOS senes 3 plus」。
価格を抑えるために幾つか犠牲にした部分はありましたが(後述)、スマホの主用途がゲームなら・・・
これはもう、やるしかない!!
2020年はAQUOS senes 3 plusでゲームの常識、変わりそう。
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AQUOS senes 3 plusの欠点5つ(苦手な部分)
コスパ良さそうなAQUOS senes 3 plusですが、もちろん欠点はあります。
AQUOS sense 3 plusの欠点5つ
- カメラ・写真の操作がカクカク
- 広角の画像はちょっと歪む
- 音ゲーなど操作シビアなのは無理
- 内部ストレージ少なめ(au:64GB)
- 急速充電器は別売り(買ったほうがいい)
カンタンに言えば映像・音声・動作に特化している分、価格を抑えるためか少々スペックを削っている部分も。
音声・動画・動作以外の部分はわかりやすく低スペックで3万円で買えるAQUOS sense 3と同じと思ってもらえばOK。
カメラ・写真が苦手(欠点)
AQUOS senes 3 plusに期待してはいけない1つ目が「カメラ」。
写真は頑張ればきれいに撮れるようですが(シャープ公式サイト参照)、問題はカメラの操作性です。
- カメラのズーム動作は正直カクく
- 写真がきれいに撮れるとき・取れない時がある(不安定)
- 写真が暗ぼったく映る(光量が必要)
などなど、スマホのカメラに期待してたら「何これクソじゃん!」という感想を持たずにいられない操作のカクつき感・・・。
まあでも、もしカメラ気になるなら、優先順位的にAQUOS senes 3 plusじゃダメなのよ。
広角は写真がやや歪む(魚眼風になる)
カメラに弱いAQUOS senes 3 plusですが、写真は広角がやや歪みます。イメージとしては魚眼レンズ風になる感じ?(笑)
上の画像はAQUOS sense 3の写真作例(SHARP公式)。
AQUOS sense 3 plusと広角カメラが少々違ってますが、使ってる人のレビュー見ると多少は歪むみたいです。
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広角カメラの比較 | 画角 | 焦点距離 (35mmフィルム換算) |
F値 |
---|---|---|---|
AQUOS sense 3 | 121° | 18mm | F2.4 |
AQUOS sense 3 plus | 123° | 16mm | F2.4 |
※AQUOS sense 3 plusのカメラ性能についてこのブログのここが写真付きでわかりやすいです。
TwitterでAQUOS senes 3 plusユーザーの様子を見ると、あまりカメラは重要視されてないっぽい(ゲーム目的の人が多い)印象ですが、もしカメラ性能求めるなら選ぶべきはAQUOS senseシリーズじゃないかな、とは思います。
音ゲーなど操作シビアなのは無理
AQUOS senes 3 plusのCPUは先程も書いたように「Snapdragon 636」と低スペック。
なので操作が早くて判定がシビアな音ゲー・対戦ゲームには向いてないです。
「Snapdragon 636」がどれくらいの性能かというと、
- iPhone 6sとiPhone7の間
- Galaxy S7、HUAWEI P9と同じくらいのスペック
とCPUはの動作スペック的には4年前くらい前のスマホ程度ということです・・・w
実際にAQUOS senes 3 plusを触ってみると、個人的にジェスチャー操作への反応が微妙にワンテンポ?遅いのが気になるかなと。(いつもiPhoneなので余計に気になるのかも?)
Twitterの口コミでは、AQUOS sense3(plusより更にCPU弱い&RAM4GB)の所感でもRPG・ソシャゲ系は動作気にならないみたいです。
AQUOS sense3 SH-M12を購入した。(ついでに液晶保護フィルムも)
グラブル、アズレン、プリコネR、ドラクエウォークのゲームアプリをプレイしてみたけど、Xperia XZ1Cと比べて動作が僅かに重いかな?という程度で、気になるほどではなかった。
でも音ゲーみたいなシビアなゲームには向いてないかな。 pic.twitter.com/OAsIaC0kx9— ばべる™ (@babel_sb) November 30, 2019
個人的に気になるだけなので、スマホRPG系ゲームやソシャゲーやるだけならAQUOS senes 3 plusで特に問題ないかもしれません。
もしかしたら、ダウンロードとかそのへんの細かい部分でAQUOS senes 3 plusの動作がちょいちょい遅いのが気になるかもです。
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内部ストレージ少なめ(au:64GB)
AQUOS senes 3 plusは内部ストレージが64GBと128GBがあるのですが、
- au →64GB
- softbank →128GB
とauは内部ストレージ少なめ。全部で4タイプでているAQUOS senes 3 plusですが、楽天モバイル版、SIMフリー版もまとめると以下の表のストレージ量です・・・
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一応どのAQUOS senes 3 plusも外部メモリ(mircoSD)で512GBまで増やせるから良いと言えばよいのですが、auでも128GBの選択肢があれば嬉しいなという感じですよね。
これは推測ですが、auが64GBしかないのは、おそらくパイオニア製のワイヤレスイヤフォンが同梱されるからかなと思いますが。
AQUOS sense3 plusの発売日は、
・au:12月12日(木)
・楽天:12月13日(金)
・ソフトバンク:未定ちなみに価格は、
・au:46,080円
・楽天: 44,800円
・ソフトバンク:56,880円ソフトバンクは高いけど128GBモデル、その他は64GBモデル、au版にのみパイオニアの4800円相当のイヤホンが付く
— くろねこ@くろねこのみみ (@kuroneko1582621) December 9, 2019
※ちなみに今現在、AQUOS sense 3 plusの価格はもっと安くなってます。
急速充電器は「別売り」(買ったほうがいい)
AQUOS senes 3 plusは急速充電対応しています。
急速充電を使ってAQUOS sense 3 plusを充電するとおよそ「190~195分」でフル充電できるようです。
・・・なのですが、AQUOS sense 3 plusのパッケージに急速充電器ついてないので別途買う必要があります。
↑こんなやつ(auのType-C共通ACアダプタ02)
- 普通充電で230分=3.8時間
- 急速充電190分=3.1時間→40分早い
急速充電すれば充電時間1/2とはいきませんが、バッテリー容量の大きなAQUOS senes 3 plusは特に急速充電すると今までのスマホとの充電時間の差に苛つかずに済みそうです。
一度充電してみて早くしたいなら買う、でもいいかも。
ちなみに、au・softbankの製品ページにはAQUOS senes 3 plusの“急速充電”についてわかり役かいていないのですが、スペック表の以下の表のアダプタ=急速充電USB Power Deliveryに対応したアダプタです。
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取扱業者 | 急速充電対応 |
---|---|
○ (Type-C共通ACアダプタ02) ※auの急速充電規格 ※別売り |
|
○ (SB-AC20-TCPD) ※softbankの急速充電規格 ※別売り |
|
○ (USB Power Delivery対応) |
|
SIMフリー版 |
○ (USB Power Delivery対応) |
au・softbankともに3000円程度ですが、別途お金がかかるのでちょっと残念。
以上がAQUOS senes 3 plusの欠点です。
カメラスペック・ハードプレイなゲームに耐えるスペックを求めてるなら考え直したほうが良いですが、それ以外ならきっと満足できるスペックじゃないでしょうか。
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AQUOS sense 3 plusの6つの強み(メリット)
- 顔認証、便利すぎ
- 画面の光量自動調整(リラックスビュー)
- イヤフォンジャックついてる
- おサイフケータイ対応(Felica)
- 当然の防水/防塵対応
- テザリング・SIMロック解除可
ここまで紹介してきたAQUOS senes 3 plusのスペックに加え、意外と嬉しい機能をメモっておきます。
認証センサー→「顔認証」便利すぎる
AQUOS senes 3 plusにはAQUOS sense3同様、指紋センサー/顔認証がついているので、以下の3パターンでロック解除できます。
- 顔認証
- 指紋認証
- パスコード認証
インナーカメラはスマホ上部についているので、スマホ見ればロック解除。ウチのよめさまのiPhone 11にもついてますが、めちゃ便利そうです。
指紋センサーもできますが、それは画面外センサーでスマホ下部のホームボタンでできます。なおAQUOS senes 3 plusの指紋認証の感度悪めぽいですが、顔認証があるのでむしろ指紋不要かも。
画面調整→光量、自動調整してくれる
AQUOS senes 3 plusの画面調整機能は結構うれしい。
- ブルーライトカットモード
- 自動コントラスト調整(光量調整)
- 覗き見ブロックモード
スマホを長時間みる事が多いので、リラックスビュー(ブルーライトカット)がついているのは結構嬉しい。
イヤフォンジャック(3.5φ)挿せます
AQUOS senes 3 plusにはイヤホンマイク端子3.5φの穴がついてます。使ってる人には嬉しい機能!
位置はスマホの左上です。(図参照)
おサイフケータイ(Felica対応)
AQUOS senes 3 plusはおサイフケータイ(Felica規格)つき。位置は背面の真ん中。
AQUOS sense 3は左上のカメラレンズ位置にFelicaマークがあるけど、AQUOS senes 3 plusは真ん中なので安心して使えそう。
あればスマホだけでSuica/クレカ決済できる。使い慣れると病みつきになる。是非に。
防水/防塵→お風呂でスマホいじれる
AQUOS senes 3 plusはIPX5・IPX8/IP6Xなので、
- お風呂に入りながら2時間まで使える
- 水深1.5mまでなら水没させても30分は大丈夫
生活防水ですが、お風呂でスマホいじって音楽聞く・ゲームやるの可能。
浴槽に落とした・洗濯機に入ちゃったとかでも、なんとかスマホが生存する確率高いですね。
テザリング・SIMロック解除可→サブ機にもできる
AQUOS senes 3 plusは以下の2つの機能がついているので、サブ機に下ろすこともできます。
- テザリング可
- SIMロック解除可
AQUOS senes 3 plusの重さはAQUOS sense 3(167g)より重い175gですが、最近のスマホの中では比較的軽めで持ち運びしやすいかなです。
AQUOS sense 3 plusの利点はこんな感じなので、スマホゲーム以外にもなんだかんだ日常使いに便利そうですね。
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AQUOS senes 3 plusの価格と販売業者
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取扱業者+カラー(機種の型番) | 価格 | 内部ストレージ | 最大外部メモリ | 補足事項 |
---|---|---|---|---|
46,080円 (分割36回のみ) ↓月々1280円×36回 |
64GB | microSDXC 最大512GB対応 |
同梱品:パイオニア製「aptX HD対応 高音質ワイヤレスイヤホン」つき
SIMロック解除可 |
|
51,120円 (分割24/48回のみ) ↓月々2130円×24回 月々1065円×48回 ※トクするサポート適用可 |
128GB |
microSDXC |
×
SIMロック解除可 |
|
48,800円 (一括/24回)一括48800円 2033円×24回 ※条件で値引きあり |
64GB | microSDXC 最大512GB対応 |
× | |
SIMフリー版 IIJmio goo Simseller |
IIJmio:一括49,800円 goo:一括40,000円 ※分割・条件ありAmazon:一括59,388円 |
128GB | microSDXC 最大512GB対応 |
デュアルSIM (DSDV)対応 |
価格としてはどこでも5万円前後なので、使いたい回線(もしくは使ってる回線)で契約してみてくださいね。
AQUOS senes 3 plusはドコモ取扱なし→SIMフリー版を
ちなみにAQUOS sense 3 plusはdocomoの取り扱いはありません。(AQUOS sense 3はドコモの取り扱いあり)
ですが2019年12月25日にSIMフリー版が発売されたので、docomo回線で使うならAmazonでSIMフリー版をポチる形になります。
残念!