ドコモから発売されたスマホっぽいおしゃれなキッズケータイ(SH-03M)を会社で借りられたので試しに使ってみました。
結論から言うと、
思った以上に使いやすくていい!
ウチも欲しい!!
しかも!!
以前は親がドコモユーザーしか使えなかったんですが、先日聞いたら親がahamoやauなど他社でも使えるってことだったんです・・・!!
びっくりしてドコモオンラインショップのチャットでめっちゃ根掘り葉掘り聞いちゃった・・・
このレビューはドコモユーザーしか使えなかった時代に新機種のdocomoキッズケータイ(SH-03M)について、どういったことができるのかまとめていきます。
\ショップはこちら/
- docomo → こちら
docomoキッズケータイSH-03Mの魅力的な部分
docomoのSH-03Mは名前の通り「キッズケータイ」。
キッズケータイを使ったことがある人はすでにイメージしやすいと思うのですが、、、
↓できること基本3つ↓
- 防犯ブザーがついてる
- いろんなアクションで位置情報自動送信
- 電話・メールもできる
・・・と小さな携帯ではなく、防犯ブザーに電話・メール機能がついたものってかんじ。
ただドコモのキッズケータイ(SH-03M)の場合、タッチパネルの見た目が完全スマホなので子供のテンションの上がり方が違います(笑)
ウチもキッズケータイをちょこっと考え始めていたところなので、始めはアプリのダウンロードやネット検索もできるのかなと思ったのですがそれはできない(笑)
他のキッズケータイも同様なのですが、
- LINEはできない(アプリインストール不可)
- ネット検索できない
- カメラなし
という感じが普通です。
注意点として、カメラはついてないです。
Softbankのキッズケータイにはカメラついてるのあるけど、Softbankはネットワークの弱さが欠点よね(笑)
docomoキッズケータイ(SH-03M)→大きな欠点は3つ
ドコモキッズケータイSH-03Mの大きな欠点は3つ。
↓ドコモキッズケータイの欠点↓
- ドコモ以外のSIMをさして使うことはできない
- バッテリーが1日程度しか持たない
- 相手(子供)に気づかれずに位置検索できない
バッテリー持ちが悪いのはどこのキッズケータイもだいたい同じなので、価格ドットコムでの評価もバッテリーは中の上という感じです(評価3.5/5くらい)
3の場所を知る機能「イマドコサーチ」は月額200円かかり、かつ親がドコモユーザーの場合しか使えない機能です。GPS追跡機能ですね。
なので親御さんがauやahamo、ソフトバンクの契約のときは使えません。
ドコモ以外のSIMを指してつかうことはできない
ドコモキッズケータイSH-03Mは親がドコモ以外でも使えますが、キッズケータイに格安SIMなど挿入して使うことはできません。そもそも防犯のためSIMとバッテリーが購入者側で取り外しできないし。
docomoキッズケータイの外側を見てみるとこんな感じでツルッツルです。
「SIM・バッテリーが取り出せない」んです。
もちろん、背面のカバーをスライドしても取れません(笑)
docomoの公式サイトにもバッテリーの取り外しはできません、と赤字で明記されています。
ついでにSIMも最初からスマホの中にSIMを溶接してある「eSIM」を採用しているので、SIM自体を取り外せません。
どうして自分でSIMやバッテリーが取り外せないのか?
docomoのキッズケータイがSIM・バッテリーの抜き差し不可な理由は過去にあったこういう誘拐事件の予防です。
1階居間に女児スマホ SIMカード抜かれる―監禁容疑でも送検へ・大阪府警
メモ
キッズケータイの目的は防犯と見守り。
ですが、SIMやバッテリーを抜かれると親側はどうしようもないわけです。
その点、最新モデルのdocomoのキッズケータイSH-03Mは第三者が勝手にカバーを開けてSIM・バッテリーを取り出したりすることができません。
なので、誘拐犯とかが位置サーチされないようにキッズケータイからSIMを抜いて子供の居場所を隠す細工がしにくくなるのです。
SIMの抜き差しができないのは欠点=他社で使えない
docomoキッズケータイ(SH-03M)はSIM抜き差しできないので他社回線で使うことができません。
後で詳しく説明しますが、docomoのキッズケータイSH-03Mはキッズケータイに“電話番号”付き回線を登録できないと何もできないのです・・・
で、電話回線を登録するには電話回線が使えるSIM情報をキッズケータイに登録することが必要です。
ただdocomoキッズケータイSH-03Mに使われている“eSIM”は電話回線の登録方法が特殊。
今現在の日本では、au・softbank・格安SIMサービス含め「eSIM」で「電話回線」を提供しているサービスは皆無なので、使いたくてもドコモ以外で使うことができないんです…
めっちゃいいキッズケータイなだけにもったいない。
まあすでにドコモユーザーなら、特に欠点にならないですけど(笑)
[template id=”1055″]
バッテリーが1日程度しか持たない
docomoキッズケータイ(SH-03M)はバッテリー持ちが悪いです。
もちろん使い方にもよるのですが、1日程度しか持たないので、毎日帰ったら充電しておくという使い方が基本になります。
もちろん、普段遣いであれば子供は毎日帰宅するはずなので問題ないのです(笑)
ただ、もし子供がクラブなどで遠征したり、万が一帰ってこないといった場合にバッテリーが1日程度しか持たないのは少々不安という感じ。
一応バッテリーが切れると、その時点の位置情報を送信してくれるので、不穏な動きがあった場合は足取りを掴む手がかりは残してくれます。
相手(子供)に気づかれずに位置検索できない
位置情報検索には「イマドコサーチ」というドコモ独自のサービスを使います。
イマドコサーチとは?
イマドコサーチはGPSで子供の居場所を探せる機能。
最近では、子供の居場所周辺の事件情報を市区町村別に一覧で確認することもできるらしい。
事件情報提供は普及段階のようなので、自分の地域でサービス提供されているエリアなのか確認してみてください。
イマドコサーチ機能の注意点
イマドコサーチは一見便利な機能なのですが、使い方を間違えると相手との関係を損ないかねません(笑)
というのも、イマドコサーチはサーチすると相手に「サーチしています」という通知メッセージが届くのです。
と心配になりイマドコサーチしまくっていると、信用されてない・監視されているといった印象を与えてしまい子供に不満がたまります。
実際に調べてみるとイマドコサーチにうんざりしている小中学生も多いようで、便利な機能なだけに親も気をつけないといけないなと思いますね(汗)
親めっちゃイマドコサーチしてくる😡😡😡😡😡😡😡😡
— 茂木ュ♂ (@mokyumazo) December 4, 2019
小学生の頃ドコモのイマドコサーチで親に居場所管理されてたのがすごい嫌で、今でも位置情報を元にしたサービスを使う時に抵抗がある
— ひなたやどり (@hinatayadori) December 10, 2019
マジでいちいちイマドコサーチかけんのやめろクソ親
マジで束縛強すぎて鬱なるわ— やしろおずき@ボイロ初心者 (@_yashi09_) January 24, 2020
ついつい便利なので何度もやってしまいがちなのですが、物心ついた年齢の子にはしっかり「監視されている」感が伝わるので使い所に気をつけたほうが良さそうです。
補足メモ
イマドコサーチ自体はキッズケータイではなく普通のスマホにもつけられます。
ただキッズケータイの場合はイマドコサーチ自体を自動拒否できないので、
- 居場所を知ることができる
- サーチを拒否されても拒否されたことがわかる
必ず上記の何方かのアクションがもらえる点は一般スマホと違っています。
docomoのキッズケータイSH-03Mの大きな欠点は上記3つですが、
- すでにドコモユーザーである
- 毎日充電するので問題ない
- イマドコサーチの欠点(使い方)もOK
という場合、SH-03Mはdocomoキッズケータイの最新版ですし、タッチパネルで使いやすいのですごくいいと思いますよ!
[template id=”1055″]
機能とできること-docomoキッズケータイ(SH-03M)の場合
docomoキッズケータイのできることはこちらのページに大まかに書いてありますが、細かい点ではこういう事ができました。
\SH-03Mでできること/
- 電話できる(通話先の制限可能)
- メールできる(SMS)
- 防犯ブザー(バッテリ0%でも鳴る)
- 防犯ブザー鳴らすと位置情報がメールされる
- 今いる場所・移動ルートを教えてくれる
- バッテリーがなくなった地点をメールでお知らせ
- 携帯を30秒握りつづけると位置通知できる
- 家についたらメールで自動お知らせ
- 子供とはぐれたらメールでお知らせ
この中で位置情報の送信には「イマドコサーチ」というドコモの有料サービスの登録が必要になります。
上記の9つの機能と有料サービスの必要性をまとめるとこんな感じ。
イマドコサーチ | |
電話できる(通話先の制限可能) | |
メールできる(SMS) | |
防犯ブザー(バッテリ0%でも鳴る) | |
防犯ブザー鳴らすと位置情報がメールされる | 必要 |
今いる場所・移動ルートを教えてくれる | 必要 |
バッテリーがなくなった地点をメールでお知らせ | 必要 |
携帯を30秒握りつづけると位置通知できる | 必要 |
家についたらメールで自動お知らせ | |
子供とはぐれたらメールでお知らせ |
電話できる
docomoキッズケータイはケータイ自体に電話番号が付与されるので電話を受けたり電話をかけられます。
よく電話する先はホーム画面のTOPに丸いアイコンで3つまで登録可。
タッチパネル式なので、連絡先ショートカットから2タップで電話かけられるので、ボタンのポチポチ音もなく便利です。
あと当然連絡制限ができ、
- 連絡帳にない人からの通話は受けられない
- 連絡帳に登録した人にしか電話できない
- 電話帳への登録は親(保護者モード)しかできない
などの制限があるので勝手に色んな所に電話したりすることはありません。
メールできる(SMS)
メールは電話番号で送るSMSメッセージでやり取りができます。
よく送るメール先はホーム画面のショートカットボタンから進めるので便利です。
ちなみに写真・スタンプは送れませんが、ガラケーで使える絵文字は送れます。
防犯ブザー(バッテリ0%でも鳴る)
キッズケータイには画面の上に防犯ブザーがついていて、引っ張ると「ビービービー」と高音がなります。
ブザースイッチに紐とボタンを付けられるので、引っ張りやすくなります。
ちなみにストラップは画面の下側なので首から下げてても、ボタンが引っ張りやすくなっています。
なお、防犯ブザーは携帯本体の電池とは別?になっているのか、携帯の充電が0%になったあと引っ張ってもブザ―音なりました。
ただ、充電があるときの「ピーピーピー(高音)」ではなく、「ブーーーー(中高音)」と音が変わります。
防犯ブザー鳴らすと位置情報がメールされる
防犯ブザーを鳴らすとすぐにブザーが鳴ったというメールが登録した連絡先に送られます。
ブザーが鳴らされたときに通知される内容は以下の2点ですが、
- ブザーが鳴らされたこと
- ブザーが鳴らされた位置
位置情報の送信は「イマドコサーチ」に登録していないと送られないので注意ですね。
今いる場所・移動ルートを教えてくれる
ドコモキッズケータイは子供が今いる場所・移動ルートを地図画面でみることができます。
ドコモの有料サービス「イマドコサーチ(月額200円)」へ別途登録が必要になりますが、キッズケータイがある場所を地図付きで確認できます。
位置情報の確認はスマホからでも、PCからでも閲覧できます。
バッテリーがなくなった地点をメールでお知らせ
冒頭にも書きましたが、バッテリーが無くなる直前に通知メールが送られます。
- バッテリ―がなくなった通知
- バッテリーが無くなった場所の通知
この2点が登録先した連絡先にメールされます。
位置の通知はイマドコサーチに登録してないと通知されません。
イマドコサーチは防犯性を高めるのもそうなのですが、子供がケータイを置き去りにしたりしたときに電池切れても場所特定するのに必要だったりするのでつけておいたほうがいいかもですね。
キッズケータイ側から位置通知できる
ドコモキッズケータイの良い点は、マナーモードボタンを推し続けるとキッズケータイ側から今の位置を送れます。
この機能が役立つのは例えば、塾に着いたよ~とか、変な人いるけどブザー鳴らすの怖いみたいな状況でも周りに気づかれずに位置情報お知らせできるってこと。
- 電話・メールできない状況で自分の位置を通知する
- ブザー鳴らせないような状況で位置情報を送る
電話・メールするということなしに場所をお知らせできるのは、「ボタン押してね」だけでいいので文字書けない子でもカンタンに使えて便利ですね。
[template id=”1055″]
家についたらメールで自動お知らせ
ドコモキッズケータイは指定のwifi機器を受信(感知)して通知メールを送ることができます。
なので家に無線wifiでインターネットを引いていたりする場合は、そのwifiを登録しておけば家に帰ったら自動でメールを送ってくれるので便利です。
子供とはぐれたらメールでお知らせ
キッズリンクというアプリを親スマホにインストールしておくと、Bluetoothを使って子供がBluetooth圏外に離れたときにメールを送ってくれます。
通知の範囲は環境によるのですが、開けていれば10~30mくらい離れるとメールが来るイメージです。
ドコモキッズケータイSH-03Mを購入する際の注意点
ドコモキッズケータイ「SH-03M」から契約プランが変わり、購入する場合は注意が必要です。
このキッズケータイを購入するには以下の条件が必要。
- 家族の誰かがドコモ回線を使用していること
- ファミリー割引の契約が必要
- キッズケータイプラン(Xi)での契約
- 契約時点の子供の年齢が12歳以下
- 子供1人につき1回線
キッズケータイ単体での契約は不可
ドコモキッズケータイはキッズケータイ単体での契約ができません。
すでにドコモを使っている親回線の副回線として登録する形になります。
キッズケータイ自体は月500円(+オプション料)で使えるのですが、これは親回線の副回線として登録するからなんですねー。
ファミリー割引の契約をする
キッズケータイはファミリー割引の契約が必要です。
ファミリー割引についてはこちらのページに詳しく書いてあるのですが、
- ファミリー割引グループの通話→24時間無料
- 代表回線から3親等まで可
- 請求書・支払い講座は別でOK
キッズケータイプラン(Xi)での契約
ドコモのキッズケータイはタッチパネル型の「SH-03M」モデルから契約プランが変わります。
型番 | 契約プラン | 料金 |
---|---|---|
SH-03M(最新) | キッズケータイ(Xi) | 月500円 |
型落ち※のF-03Jまで ※F-03J HW-01D HW-01G HW-02C | キッズケータイ(FOMA) | 月500円 |
契約プラン名は変わるのですが、料金自体は変わりません。
- 基本料金(月500円)
- 通話料金(30秒20円、家族間無料)
- SMSメール(1通国内3円、海外50円)
過去のFOMAプランと唯一違う点は「2年間の定期縛りがない」ことかも!
こちらのFOMAプランにはこんな感じで2年定期縛りについて書いてあるのですが、
こちらのキッズケータイXiプランにはこの記載がありません。
キッズケータイの契約に2年縛りがないのは、今だけ使いたいみたいな人にも嬉しいですね。
契約できるのは12歳以下(契約後は12歳超えてもOK)
キッズケータイの契約は子供さんが12歳以下(12歳含む)です。
ただし、(こちらに書いてありますが)契約後は13歳以上になっても解約するまで使えるようです。
逆に言えば、ドコモの場合、大人でのキッズケータイ契約はできないってことですね・・・
子供1人につき1回線
あと、ドコモのキッズケータイは基本「子供1人=1回線」の契約です。
なので、ボケ始めた親に持たせたいから子供に2回線契約してもらおう、とかは難しいですね。
小学校に上がって使うまで貸しておく、ということはできるかもですが(笑)
ドコモのキッズケータイは実質いくらかかる?
ドコモのキッズケータイを実際に使う場合の料金ですが、オプションを付けると1ヶ月約1000円程度かかります。
項目 | 月当たりの料金 |
基本プラン(Xiプラン) | 500円 +メール3円~ |
ファミリー割引 | 0円 |
イマドコサーチ契約 ※位置情報通知 | 基本200円 +1検索5円 |
ケータイ補償サービス | 330円 |
キッズケータイは子供が壊したりスマホ無くしたりする可能性大なので加入必須(笑)
電話は無料ですが、メールメインのやりとりの場合はちょこちょこメッセージ料がかかるので上乗せされます。
一見安いキッズケータイですが、チリツモで料金が上がるのでその点は注意が必要かもです(笑)
ただ、キッズケータイは持たせてみると安心できてよかったという声も多いので満足している人も多いですね。
ちなみに、ドコモの場合はキッズケータイをオンラインショップで買うこともできます。
家から出たくない(出られない)場合はオンラインショップも使ってみてくださいね。